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ハロウィンの祝祭の本質とは

ハロウィンを文化や歴史から見ると、
ハロウィンにおいて、シンボルとなるのが、生と死です。
陰と陽でもあるし、日常と非日常でもあるし、
地獄と天国でもある2極が存在してるハロウィンの祭りです。

そして、祝祭でもあり、神話もはいっているのがハロウィンです。

こういう視点でハロウィンをみると、ただのイベントパーティーでは
ないのかもしれない気がしてきます。

ハロウィンは、ケルト民族のサウィン祭とキリスト教の諸聖人の日(All hallows)
が混ざったものがハロウィンつまり、All hallowsの前日eveが
なまって,halloweenと呼ばれるようになったです。
諸聖人の日の前夜がハロウィンという意味になります。

祝祭と言えば、本質的意味で、生贄を神にささげるためにこれを殺し、
そこで生成される混沌とした状態の中で、犠牲を介して神と人、
人と人の区別が取り払われるという考え方は、
人類学やまたは、宗教学の供犠(くぎ)の理論では
そんなに格別に新しいものではない(山口昌男)

ハロウィンの背景には、このような犠牲を伴う作物と動物が存在しています。
ここに生と死が見られます。

また、ケルト民族の収穫祭は、祝祭であるカーニバルともいいますが、
カーニバルの本質は、経済や言語を含む日常的な交換体系の停止であり、
食物の極端な浪費であり、労働の必然性にかかわる遊戯の偶然性に
よって、世界を統合する特権的な無時間の状態です。
日常生活では、異端になるし、排除され、分離・孤立してしまうものです。
ここに非日常と日常が見られます。

このようなことが、現在のハロウィンにつながるとは、
当時の人は、全く想像もできなかっただろうと感じます。
商業主義がここまでハロウィンの原型を変化させるということは、
ここ最近のことで、ハロウィンがアメリカの年鑑に記述されたのが、19世紀の初めです。
最初に「諸聖人の日の前夜」という記述は1500年代が最も古い記述になります。

祝祭そのものが、非常に興味深いものに見えます。
なぜ祝祭が人間の歴史には必ず存在しているのか?
その役割はいったいなんであるのか?
調べれば調べるほど、面白くなってきます。

世の中の文化としての深層心理をみてみると、
秩序ルールなど、厳格になればなるほど、
その逆の力である無秩序と混乱が同時に
広がっていく気がします。

はけ口が必要となるのでしょう。
あるいは、均衡力が働くのでしょう。

そのハロウィンの祭りも
その両極性が影響しているのだと考えると
面白いですね。

その両極性を楽しんで
ハロウィンの仮装を楽しんでください。
天使から悪魔まである両極のハロウィン衣装です。

ハッピーハロウィン!

ディズニー・ハロウィンの歴史

ディズニーランドハロウィンの歴史

1997年  ディズニー・ハッピーハロウィーンが「トゥームタウン」で初めて開催される。10月31日一日限りの幻と言える貴重な開催でした。

1998年  ミッキーたちと、ゲストが仮装で楽しんだ「ハッピーハロウィン・トワイライト・パレード」が開催される。10月31日には約400人のゲストがハロウィン仮装して参加しました。」

1999年 「トゥームタウンのシティーホール」前のフォトロケーションでキャラクターグリーティング。

2000年 「ウエスタンランド」もカボチャだらけに!この年から10月31日は仮装しての入園がOKになりました。

2001年 「ディズニー・ハロウィーン・パレード」では、ゲストも参加して「かかしダンス」や「お化けダンス」を踊りながらパレードルートを行進しました。

2002年  シンデレラ城を始め、ハロウィーンのデコレーションがファンタジーランドにも出現」。

2003年  パーク開演20周年を迎えて、イベントも42日間に延長しました。パレードにスティッチやマリーが初参加!」

2004年  アトラクションの「ホーンテッドマンション”ホリデーナイトメアー”」の実施を記念して、「ディズニー・ハロウィン・パレード」にジャック・スケリントンとサリーが登場。」

2005年  この年のディズニー・ハロウィン・パレードのテーマは「カボチャの王国」。パレードは3か所で停止して「パンプキンダンス」で盛り上がりました。

2006年 「ディズニー・ハロウィン・パレード”スクリーム&シャウト」”と、「クーキースプーキー・ハロウィンナイト」で大絶叫。ミッキーは海賊ハロウィン衣装に、ミニーは魔女のハロウィン衣装に仮装して登場。途中3か所で停止して、みんなで叫ぶ。夜はシンデレラ城前で「ハロウィン・ロック・パーティー」

2007年 「ディズニー・ハロウィン・ハッピーホーンテッド・パレード」と、「ホーンテッド・ロッキン・ストリート」で一日中パーティー。昼は、「ホーンテッドマンション」ゴーストたちが、パークへ飛び出して繰り広げるゆかいなパレード。夜は、シンデレラ城でノリノリのゴーストパーティーを開催。

2008年 「レッツ・ゴー・ヴィランズ」と「バンザイ!ヴィランズ」で昼も夜も大バトル。マレフィセント、ハデス、ウィックド・ウィッチ、ジャファーという面々をミッキーたちは撃退しました。

2009年  ディズニー・ヴィランズが今年も大暴れ。アースラが加わり、パワーアップしたが、ミッキーたちとゲストが勝利しました。 

2010年 「ディズニー・ハロウィーン・ストリート”ウェルカム・トゥスプーキーヴィル”」で楽しいお化けの世界を演出してパレードを開催しました。

2011年  イベント期間はなんと58日に「ディズニー・ハロウィーン」にはカボチャのごちそうが待っていました。
 
2013年  30周年ならではのハピネスをテーマに、新しいハロウィンパレードが開催中です。「ハッピーハロウィンハーベスト」が始まっています。ミッキーマウスが主催で「ハロウィンマーケット」で繰り広げる楽しいハロウィンです。途中3か所で止まって、「カボチャのチャチャチャ」ダンスを踊ります。7つの不思議なフロートが登場。

毎年、趣向を変化させながら、東京ディズニーランドのハロウィンは開催されています。毎年、ディズニー・ハロウィンの違いが理解できるとすごいですね♪